荼毘。

私的雑記

3 月から体調を崩していた義父が先週亡くなり、今日荼毘に付した。

入院後、一度退院したのだが緊急搬送で再入院。
そのまま帰らぬ人となった。

ただ、最初に入院した際に、義父は家族へ
 「もう寿命だからな。」
 「どっか施設に入れちゃってくれ。」
と伝えていて、引き際とその覚悟が男前だった。

そのせいもあったからか、湿っぽいことは一切なかった。

高齢で耳が遠い義母に代わって、妻が喪主を務めた。
これも、自分的には嬉しかった。
長男も居られるのだが、入院した時から義母が自分達に全て任せたから!と言っており、妻も自分も自然の流れでやれることを全てやったと思っている。
当然のことであり、セカンドライフのワークライフバランスは、当然ライフ側へ軸足を置いているから。。。

妻が選択した葬儀スタイルは、火葬式・直送式と呼ばれるスタイルだった。
お通夜や告別式といった儀礼を排除した、シンプルな送り方。
当然、親戚の若干名からは色々と言われたようだが、妻は全てを突っぱねた。
菩提寺との打ち合わせ、葬儀屋さんの手配とテキパキとこなしていた。
正直、なかなかやるもんだ!と、ちょっと見直した。

長期間の入院/寝たきり介護や認知症介護といったことを、自分達は経験したことがないのだ。
自分の両親も然り、今回の義父も然り。
去り際が実に潔い親達なのだ。

これは、その子供たちにとって、至極幸せなことだと思っている。。。

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この記事を書いた人
porfidio

横浜の自遊人。
30 数年間会社勤めをしていたが、2020 年に早期退職でドロップアウト。
以降、組織に属さないセカンドライフに突入中。

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